賃貸住宅でタバコの臭いやヤニ汚れは誰が負担するの?

国土交通省の原状回復ガイドラインには

「賃借人が原状回復義務を負うのは、故意・過失、善管注意義務違反等による損耗等

に限られます。例えば、クロスへの落書き、誤ってつけたフローリングのキズ、結露を放

置したために拡大したカビやシミ、喫煙によって生じた臭いやクロスの変色等の場合に

は原状回復義務を負うことになります。」とあります。国土交通省の原状回復ガイドラインによれば、タバコの臭いやクロスの変色等は賃借人が費用を負担するのが妥当と言えるでしょう。タバコを吸われる賃借人には入居時にその旨を伝え、契約書に明記しておくことをお勧めします。年数が増えるにしたがって、またヘビースモーカーならなおさらのことクロスはもちろん下地にも臭いがしみ込んでいる場合が多々あります。

契約終了後にその費用が回収できるかというと難しい問題があると思います。賃借人に経済的な余裕がない場合もあるでしょうし、遠方に引っ越されてしまい連絡も付かない、はたまた亡くなられてしまい親族もいないなど悩ましい状態の方もおられると思います。対策としては契約時にその費用を上乗せした家賃を頂くことが重要になるでしょう。どの程度費用が掛かるのか心配されるかたも多いと思います。無料でお見積もりいたします。安いお値段を提示して後でいろいろなオプションが必要で最初の値段の何十倍になってしまったなどという話を聞きますが、必要な金額をきちんと提示いたしますので、インターネットの安い金額を信じてさほど気にしなかったということのない正確なお見積りをどうぞ。お見積り依頼