オゾン脱臭のメリットとデメリット

オゾン脱臭のメリットとデメリットに付いてです。

メリット

  • メリットは脱臭効果が有る事です。火災後の臭気やタバコ臭、腐敗臭など殆どの臭いを分解してくれます。
  • オゾン発生器を設置すればスイッチ一つでオゾンを発生してくれ、臭いを分解してくれま

  す。

  • 3~4時間で無害な酸素に戻ります。

デメリット

  • デメリットはと言うと分解した臭いが時に不快臭になってしまう事です。特に油がオゾンで分解されると不快臭になる場合が多く、適正な使用方法を知らずにオゾン発生器を使用してしまったが為に「オゾン脱臭を行う前より不快になってしまった。」なんて話もお聞きします。身の回りには書籍や新聞などのインクは油分がふくまれていますし、衣類には体の油分が洗濯だけでは落ち切らずに残っていたり、枕や布団にも油分が含まれています。クロスのノリにも油分は含まれていたりします。ラーメン店をはじめ飲食店で油を使わないお店はまずないでしょう。油分のない状態でオゾン脱臭を行うことは本当にまれなケースと言っていいでしょう。そのような中で高濃度のオゾン脱臭を行ってしまうと不快な状態になってしまいます。
  • オゾン発生器は電気が必要です。電気代がかかります。
  • オゾン発生器を運転中のみオゾンが発生し、停止するとオゾンの発生は終了し数時間で脱臭効果がなくなってしまいます。脱臭しきれなかった臭いが壁や天井のボードなどから後日出てきても、臭いは消えません。
  • オゾン脱臭は機械をオゾンの充満した空間で使用することが多く機械の消耗が激しいです。
  • 人畜に有害です。人やペットの居る空間ではオゾン脱臭は出来ません。
  • 脱臭に時間が掛かるという問題が御座います。生活臭ですと数分から数十分で脱臭できますが、火災後の臭気や何年にも及ぶタバコ臭、腐敗臭はオゾン発生器のみで脱臭しようとすると数か月に及ぶこともございます。